楽しみ方が多く海外ではキングオブホビーと言われ趣味の王道とされてきた鉄道模型。近年国内においては大人の趣味として人気を集めています。
楽しみ方は人それぞれで、車両を集めてコレクションしたり、お気に入りの車両をレイアウト上で運転させたり、理想の車両や本物に近づけるための改造をしたり、リアルなレイアウトを作ったりとあった楽しみ方を見つけてください。
鉄道模型カフェやバーで仲間と鉄道トークで盛り上がるのも良いのではないでしょうか。
また、指先でつまめるようなサイズのものから、実物の数分の一で、乗用台車を牽引して跨って乗れる程度のものまで、実物のように動作をするものを一般的に鉄道模型と呼び、高価な趣味から一般に普及するにつれて、庶民の住宅事情を反映して、小サイズのNゲージサイズの鉄道模型がより普及してます。
遊戯施設などで標準的な鉄道の1/3サイズで製作され、客車の内部に乗車できるもの(英国:ロムニー鉄道、日本:伊豆修善寺虹の郷)や、車両の実物大試作モックアップなども模型的ではありますが、一般的にはこれらを鉄道模型とはいいません。
また、プラモデルや置物などのような走行させることができない模型は、鉄道模型とは区別されます。
鉄道発祥の地である欧米では標準軌(1435mm)の鉄道が一般的であるのに対し、日本の鉄道では狭軌(1067mm)が一般的であるので、同一スケール(縮尺)で模型化すると両者の軌間や車輪の幅が異なってしまい、両者を同一スケールで併用する際には軌間の異なる模型線路を用意することになります。
同一国内でも、日本の標準軌路線である新幹線(および一部私鉄線)や、狭軌の在来線のように異なる軌間の鉄道が存在する場合は同じことがいえます。
これは経済的に貧しい状況において、一つの模型線路で両者を混在させたいと考える愛好者および、模型メーカーにとって大きな問題でした。
また、スケールどおりに模型化することが技術的に困難な状況において、これらの問題を解決するために、車両のスケールを少しずつ変えて模型化することが行なわれてきました。
このような、一つの模型線路において異なるスケールの列車模型を混在させる方法は日本以外でも存在しました。
スケール通りに各種の模型線路が発売されるような経済状況になり、かつ加工技術が向上してくると、一つの模型線路だけでは愛好者を満足させることは難しくなり、スケールどおりの列車模型も模型化されはじめています。
また、近年ではNゲージより小型なZゲージや、一つの模型線路に異なるスケールの列車模型を混在させるGゲージも新たに登場しています。
883系「ソニック」
883系「ソニック」は、平成7年(1995)に登場し、ステンレスボディにブルーメタリックを基調とした精悍な外装、開放的なインテリアが特徴で、JR九州初の振り子方式を採用しています。
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